I-HOUSE
●設計事例の所在地:
大分県大分市
●面積(坪):
40坪
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
長閑な山あいの農村住宅です。敷地が広かったため、南側の庭に加えて中庭もつくることが出来ました。田舎暮らしならではの野菜作りや日曜大工など、外部と内部を行き来することが多い暮らしぶりでしたので、中庭をリビングダイニング・さらにキッチンに取り込んで暮らしの場として機能するように計画しています。
建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望:
高齢夫婦と介護が必要なお母様との家づくり。平屋の住まいであること、バリアフリーであることが絶対条件でした。
依頼者があなたに依頼した決め手:
依頼者には家族関係や普段の暮らしぶり、この地に移り住んでやりたいことなど・・・たくさんのヒヤリングを行いました。
その結果、平屋でありながら各部屋の採光を確保でき、暮らし方に有効な中庭案を提案しました。
この中庭を大変気に入って頂けたことが依頼に繋がった理由のようです。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
農村集落にあるどこか懐かしい存在感のある大屋根の住まいです。家の中心にある中庭は集落に閉じているようで視角的には開放されている、現在の農村住宅の暮らし方に合ったものになっています。
中庭からはお母様の部屋へ直接出入りすることも可能で、室内は全て引き戸、手摺を付けてバリアフリーにも配慮しました。
その他の画像:
南側の全景。大きな窓からは山々や農村住宅へとつづく小道を眺めることができます。
中庭からの眺め。日曜大工がしやすいように中庭はあえてコンクリートです。
外庭、中庭、部屋の窓から見える菜の花、大変見通しの良いリビング。介護の必要なお母様の様子が見れるように・・・という配慮でもあります。